アトピー事情

肌は人それぞれ。私のアトピーに関する情報

アトピーは水道水の残留塩素で悪化する

水に含まれるミネラルは、多少の肌の刺激になる
ことがありますが、日本の水はミネラルの少ない
軟水です。

海外の水より格段に優しく、普通は水道水の肌への
影響まで気にしなくて大丈夫です。

ただし、日本は水質の地域差が大きいため、
水質の悪い地域では、水道水に多くの塩素消毒剤を
いれています。

この残留塩素でアトピーが悪化することも。

水質の悪い地域で、アトピー肌なら浄水器
使うようにしたほうがいいでしょう。

また、精製水を浸したコットンで洗顔時の
水道水を拭き取る人がいますが、精製水は
腐りやすいです。

皮膚刺激の懸念も。

おすすめは、塩素が除去できる浄水シャワーヘッドに交換すること。

水で洗うだけ

水で洗うだけだと、肌への負担や刺激は限りなく
0に近いですし、どんな肌質の人にも適して
いるだけでなく、アトピーやニキビに
悩んでいる人にもおすすめできるケア方法。

アトピー性皮膚炎では、皮膚のバリア機能が
ひどく低下していて、そのために肌がカサカサに
乾燥します。

ただでさえ低下しているバリア機能を化粧品の
界面活性剤などでこれ以上破壊しないようにする
ケアを。

ただし、いろいろな薬を使っている重症の
アトピーの人は念のためかかりつけの医師に
相談したほうがよいでしょう。

睡眠

アトピー性皮膚炎のほとんどの人が宵っ張りの
朝寝坊タイプのの人が多数います。

もちろん、かゆくて眠れない日もあると思いますが、そうでない日も夜型生活が習慣化している
という人がほとんど。

これは別にアトピーだから、ということではなく、
それ以前に現代の若者の睡眠事情を反映したもの。

深い眠りにつくと、成長ホルモンが分泌されて、
肌の回復力が高まります。

しかし、睡眠が十分でないと、肌のバリア機能が
おち、ニキビやアトピー性皮膚炎もなおりにくくなります。

また、規則正しく深い睡眠では成長ホルモンが
盛んに分泌されますから、肌のハリや若々しさを
維持する点からもどんな優れたアンチエイジング化粧品よりも効果的。

睡眠にまさる病院法はないといっても過言ではありません。

敏感肌やアトピーには保湿力を高め、抗炎症作用のあるものを

敏感肌やアトピーの方を一番悩ませるのは
おそらく乾燥とかゆみです。

乾燥が起こってしまうのは、表皮のバリア機能が
低下してしまうからです。
すると外界からの刺激を受けやすくなり、かゆみを
感じやすくなってしまいます。
ですから、バリア機能の低下を補ってあげる
必要があります。

低下したバリア機能を補うためには、スキンケアとして保湿を行うことも当然必要ですが、食事からもケアをすることができます。

1、保湿力を高める
2、抗炎症作用がある
この2つを念頭に置いた食事が大切です。

まず、保湿力を高める栄養素はたんぱく質とビタミン、オメガ3脂肪酸です。
とくにオメガ3脂肪酸はダイエット効果や抗炎症作用などさまざまな効果がわかっているため積極的にとりたい栄養素。

抗炎症作用のある栄養素は腸内環境を改善する
栄養素がカギ。
腸内環境が改善すると炎症が抑制され、アトピーなどのアレルギー症状が改善されると言われます。

腸内環境を、改善する主なものは食物繊維、発酵食品、オリゴ糖です。